hinakoko726’s blog

好きを詰め込んだブログ。

間に合うということ

間に合う。

間に合うってなんでしょう。

遅刻しないこと?

時間通りだったこと?

十分足りたっていうこと?

それとも、解散前に出会えたこと?

 

 

 

※本記事は、ワグナー(Wake, Up Girls!ファンの名称)向けな内容にはなっていますが

“間に合わなかった”という気持ちを抱えている

全てのオタクくんに向けて送ります。

 

 

 

 

私は5年前、SSAで行われたWake, Up Girls!ファイナルLIVE(解散ライブ)に現地参戦しました。

そういった意味では“間に合った”のかもしれない。

けれど私にはどうしても、“間に合った”と思えずにいました。

 

確かに、“最高の景色(Polaris)”の一助にはなれたのかもしれない。

けれど、紛いなりにも結成当初から知っていた身でありながら、

今までどころかファイナルツアーにすら参加していない。

積み上げた思い出すらない私は単なる部外者。

WUGとワグナーの物語はツアーファイナルの仙台で幕を閉じ、

SSAは旅立ち直前のパレードで、花道で、

あくまでもエクストラステージ。グランドフィナーレ。

星が一番輝く美しい時のみ掬い取って、堪能した。

苦楽を共に歩み、支え合い、きちんと見届けていなかった。

とてもとても引け目を感じていました。

当時いろいろな批判があったので、尚更。

 

 

今までありがたいことに色んな方から、それこそWUGちゃん達にも

「新参も古参も関係ないよ、出会ってくれてありがとう。」

そう言っていただけたのですが、上手く飲み込めずに

心の中では自分をずっと許せなくて、

悔やんでも悔やみきれずにました。

だからこそ、私は自分の事を“ワグナー”と自称できずにいました。

 

 

 

しかし。

最近お若い方や、今の7人それぞれの活動から、

WUGに辿り着いた方々をお見かけします。

正に、あいちゃんが言った通り

5年後でも10年後でも気づかれたということなのですが。

そんな方々が一生懸命、そしてとっても楽しそうにWUGちゃんを追っている姿を見て。

先日SSA(彩の国さいたま芸術劇場)で開催された上映会に参加して、

あの日以来、初めてSSA(さいたまスーパーアリーナ)を観て。

リアルタイムで今まさにやっているように感じて。

 

あぁWUGって今も生きているんだなと思いました。

そう考えると、

 

 

生きている間にWUGと出会えたこと。

それこそが“間に合った”ことなのだな、と。

そう思うようになりました。

 

 

解散したって

私達の中でWUGは生き続けている!!

好きな人がいる限り、夢は終わらない。

 

 

今の時代色んなコンテンツが生まれ、そして姿を消していきます。

日々いろんなコンテンツに触れるし、

中には大好きなもの、そうでないものもあると思います。

じゃあ大好きなものは何で大好きなのか。

推し続けていられるのか。

 

ビジュがよかったから?

性格が好きだったから?

笑顔がかわいかったから?

ダンスがすごく上手だったから?

好きな作曲家が曲を書いていたから?

好きなイラストレーターの絵だったから?

好きなキャストさんが関わっていたから?

 

それもそうだと思うんですけど、

そのタイミングだったから、ってのもあると思うんです。

 

その時(環境、年齢、財力……等)だからこそ、

今の貴方(選んできた道、好きになったものたち、精神状態、健康状態、余裕……等)だからこそ、

出会えた、素敵さに気づけた、響いた、好きになれたんだと思うんです。

少しでも時がズレたら、もしかしたら好きになってなかったのかもしれない。

言葉遊びですが、

“貴石(輝く原石)”に出会うのは“奇跡”で、それは貴方の“軌跡”があってこそ。

 

 

“出会い”にはそれぞれ“タイミング”がある。

どこかの誰かが言っていましたね。

 

“WUGというコンテンツは、それを必要とする人の前に、必要になったタイミングで現れる”

 

私にはSSAがその時、だった。それだけのこと。

(実際、個人的な状況でSSAが最高条件だったのもある)

タイミングなんて人それぞれなんです。

全員が全員、最初から好きなわけじゃない。

さっき初めましてー!の人もいる。

(だからこそ、人それぞれに物語があって

それを聞くのも面白くて好きなんすよね👍

自分語り大好きマン兼

自分語り聞くのも大好きマンです。コンニチハ-)

至極当然で当たり前のこと。

なのにそれに気づけるのに、みんなの言葉を飲み込めるのに、

5年かかるなんて長すぎ、ですね(笑)

まぁ、それもまた自分です。

 

 

 

 

 

だから、おめでとう。

WUGと一緒に、同じ時を駆け抜けていた人達。

ファイナルライブに行った人達。

最近WUGを知ったよという人達。

この記事を読んでいるそこのあなた。

そして、まだWUGと出会っていない

けれどこれから出会う方々。

WUGに出会ってくれて、ありがとう! 

間に合ってくれて、ありがとう!

おめでとう!!!

 

 

今、出会ったということを

悔やむことはあれど、責めないで。

もしも私と同じ境遇の人がいたら、届くといいな。

今は届かなくとも、後からでも。

少しでも楽になれる力になれたらいいな。

そしたらあの日、懺悔の気持ちでいっぱいだったとあるワグナーも、救われます。

 

誇って欲しい。

貴方は、出会えた、のだから。

(ハートラインはSSAの客入れBGMで流れて泣きました。

ワンビリもどっちも、“出会い”がテーマで刺さります。大好き。)

 

 

 

 

 

 

 

 

余談。

今日はWUG最終日から5年。

今年もまた、桜が咲く季節になりました。

2024年3月8日のSSA、公演時間付近に撮った桜です。

2024年の桜も、とっても綺麗ですよ。


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余談2。

似たようなの、昔に書いてましたネ。

今回のが若干のアンサー的ブログになったのかなぁ、などと思ってます。

数年越しの続編、みたいな?

ワァ!アツイねぇ!🤗

 

これでやっと一区切りできたように思うし、

あの時の私も成仏できた気がします。

今までも第2章だったけど、明日からちゃんと第2章歩めそう。

 

正直私が、“出会ってくれてありがとう”なんて

言う資格ないのかもしれないけれど、

WUGちゃんやワグナーさんが言ってくれたように、

今度は私がそう言う番なのかな、って。

推し活やオタ活は楽しくあってこそ。

苦しまず、楽しく駆け抜けていってほしい。

そう願いを込めて(自分用備忘録を多分に兼ねて)筆をとりました。

きっとヨナヨナのあのメールが読まれたのも、

いろんな方の目にとまったのも、

同じ思いを抱えてる人がいるからなのかなって思うから。

 

 

しかしオタ活においての文章化で、

後悔系しか書いてないのはいかがなものなのか。

イベントレポとかも書いていきたいですね……。

(下書きには書きかけで存在している)